商品開発に一緒に踏み込んでもらい、商品のブランドづくりまでサポートしてもらっています。
弊社は、認知症研究の第一人者が考案したアロマオイルの販売に携わっていますが、このアロマオイルがTV番組で紹介されたときに模倣品が出回ったことがあります。このときに、本物を消費者に届けるには、他社のものと差別化するマーク(商標)が必要だと痛感しました。
私はもともと広告代理店にいたので、商標の重要性は知っており、相談できる弁理士がいないものかと思っていました。そのようなとき、信頼できる取引先から紹介してもらったのが弁理士の鈴木さんと高松さんでした。
初めてお二人にお会いしたときの印象は、敷居が低いというか、とてもフレンドリーで相談しやすかったと言うのが正直な印象です。お会いするまでは「偉そうな先生だったら相談しにくいな」と思っていましたが、実際には初歩の初歩から懇切丁寧に対応してもらえました。また、弊社のビジネスを理解していただいた上で、権利として抑えておくべき商品や、サービスのカテゴリーなどの提案をしていただき、プロフェッショナルとしての助言が本当に役に立ちました。仕事もスピーディーで親切かつ丁寧でした。
また、商標の権利取得後は弊社の新しい試みで(ノウハウ・商標の)ライセンスビジネスをすることになったのですが、そのときは契約の相談にも乗っていただき、ライセンス契約書も作っていただきました。ライセンス契約の相談は、一般には弁護士しか対応してもらえないと思っていました。しかし、こういう分野では、相手方(ライセンシーの会社)の弁護士さんもあまり詳しくなく、交渉をまとめる上で難しいところもありました。その際に、適切なアドバイスをいただいた結果、交渉を有利にまとめることができ会社の利益につながりました。
さらに、商品を実際に売り出す際には、商品のパッケージデザインについて、販売時期を考慮した上で、意匠出願のタイミングをアドバイスしてもらい、実際に意匠出願もサポートしてもらいました。
お付き合いする特許事務所は、安かろう、悪かろうでは不安が残ります。信頼感を醸成してしっかりと話し合いができるかどうかが重要だと思います。その点、ブランシェ(国際知的財産事務所)の鈴木さん、高松さんは、町医者の名医のようだと思います。名医が患者の顔色や言動を細かく観察し、困っていることをうまく導き出して、適切な処方をしてくれるのと同じです。
鈴木さん、高松さんのお二人には、弊社の商品開発に一緒に踏み込んでもらい、開発の起点から商品の付加価値を高めるブランドづくりまで一貫してサポートしてもらっています。
いまは商標や意匠という強力な武器を手にしたことで、自社の取り扱う商品に大きな自信を持てるようになりました。
インタビュー:2015年7月
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