令和4年JAS法改正について

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

農林水産省から令和4年JAS法改正の概要が公開されていますので、今回はこれについて書きます。

JASマーク
引用:農林水産省HP

「令和4年JAS法改正の概要について」Webページはこちら

なお、令和4年JAS法は、令和4年10月1日から施行されています。

さて、令和4年改正JAS法は次のような項目が改正されています。

  1. JAS規格の制定対象への有機酒類の追加
  2. 外国格付の表示の貼付に係る枠組みの整備
  3. 登録認証機関間の情報共有に関するルールの整備
  4. 同等性の承認を得るための施策等に関する国の努力義務の規定

令和4年改正JAS法の概要はこちら

JIS法と同様に、JAS法は標準化戦略を行うために重要な法律となります。

標準化戦略を行うことにより、次のようなメリットがあると言われています。

  • 市場の拡大・創造
  • 製品の質の保証
  • 生産コストの低下

一方、標準化戦略を行うと、次のようなデメリットがあるとも言われています。

  • 他社の参入の容易化
  • 製品価格の低下

これらのデメリットを回避するためには、特許や商標等の知的財産の活用が重要です。

標準化戦略を考えている方は、併せて知財戦略を検討することもお勧めいたします。
(相性バッチリですよ!)

弊所では、標準化戦略および知財戦略のご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。

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