こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
特許庁から「特許庁関係手続における主な法令改正 早わかり一覧」が公表されていますので、今回はそれについて書きます。
「特許庁関係手続における主な法令改正 早わかり一覧」はこちら
このパンフレットは、コロナ禍等によって近年特許庁の手続の多くが改正されたり、料金(印紙代等)が変更されたので、それらの主な改正を分かり易くまとめたものとなっています。
さて、内容ですが、次のような改正について簡潔に説明されています。
- 特許庁関係手続における押印の見直し
- 押印を存続した手続(偽造による被害が大きい手続き)
- 特許庁に係属中の出願(審判係属中を含む)及び申請人の識別番号に関する手続:8種
- 特許権等の移転登録に関する手続:25種
- 押印を存続する手続の運用
- 押印
- 署名
- 押印を存続した手続(偽造による被害が大きい手続き)
- 銀行振込による予納
- 手続の流れ
- 今後の予定
- オンライン口頭審理
- オンライン出頭のポイント
- オンライン口頭審理のイメージ
- 令和3年特許法等改正に伴う料金改定
- 主な改定前後の料金
- 特許料
- 商標登録料
- 国際出願(特許、実用新案)関係手数料(特許協力条約に基づく国際出願等に関する法律施行令第2条)
- 主な改定前後の料金
- 特許庁への手続において旧氏(旧姓)併記
- 訂正審判等における通常実施権者の承諾要件廃止
上記の改正についてより深く知りたい場合には、各項目の右側に記載されているQRコードをスマートフォン等で読み込むことによって、その項目の詳細が記載されている特許庁のWebページにアクセスできるようになっています。
特許庁の手続で、変更があったところはどこかな~?と思ったときに確認する時に役立つ資料となっています。
印刷して、手元に置くと便利になると思います。是非活用してください!
弊所では、特許庁に対する手続代理業務を行っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。