こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
今回は、国立国会図書館が運営している「NDLイメージバンク」をご紹介します。
「NDLイメージバンク」とは、国立国会図書館が運営している電子展示会で、展示されているコンテンツは商用利用を含めて、複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、自由に利用できるようになっています(利用される場合には、国立国会図書館の「電子展示会利用規約」を必ず確認してください)。
さて、現時点(2022年8月下旬)では、次のような分類のコンテンツが提供されています。
- 模様と図案
- かわいい?江戸時代
- 妖怪
- 一風変わった錦絵
- 錦絵で見る歳時記
- 美しい日本の風景
- 手彩色の風景写真
- 創作版画と新版画
- 花鳥図
- 朝顔と園芸
- 桜を愛でる
- 美人画の移り変わり
例えば、次のようなコンテンツを入手することができます。
この絵画は、河鍋暁斎の作とのことです。
以前のブログでも紹介したように、メトロポリタン美術館やシカゴ美術館が収蔵する美術品のデータも入手できますが、我が国の国会図書館が収蔵する絵画のデータも入手することができるようになりました。
この日本文化の資産を活用して新たな価値を創造してみては如何でしょうか?
ちなみに、著作権の問題はないの?と思う方もいるかもしれませんが、ご安心ください。
提供されているコンテンツの著作権は、消滅していますよ。
弊所では、著作権に関するご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。