経済産業省のスタートアップ支援策が一目でわかります!

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

経済産業省から「METI Startup Policies ~経済産業省スタートアップ支援策一覧~」が公表されていますので、今回はこれについて書きます。

METI Startup Policies 表紙
引用:METI Startup Policies

「METI Startup Policies ~経済産業省スタートアップ支援策一覧~」はこちら

この資料は、スタートアップの参考になるように、経済産業省と関係独立行政法人等が2022年6月時点で用意している、補助金や税制、アクセラレーションプログラムなどのスタートアップ向けの支援策をまとめたものです。

この資料には、次の69個もの支援策が紹介されています。

  1. 新規開業支援資金
  2. ディープテックベンチャー向け債務保証制度
  3. 新創業融資制度
  4. 創業支援貸付利率特例制度
  5. 特別試験研究費税額控除制度
  6. ストックオプション税制
  7. オープンイノベーション促進税制
  8. エンジェル税制
  9. 自社株式を対価とするM&A
  10. 研究開発型スタートアップ支援事業/NEDO Technology Commercialization Program(TCP)
  11. 官民による若手研究者発掘支援事業
  12. 研究開発型スタートアップ支援事業/NEDO Entrepreneurs Program(NEP)
  13. 研究開発型スタートアップ支援事業/Seed-stage Technology-based Startups(STS)
  14. 創薬ベンチャーエコシステム強化事業
  15. 研究開発型スタートアップ支援事業/SBIR推進プログラム
  16. 研究開発型スタートアップ支援事業/Product Commercialization Alliance(PCA)
  17. 衛星データ利活用促進事業
  18. NEDO Supply Chain Data Challenge
  19. 福島県創業補助金
  20. イノベ実用化補助金
  21. 出向起業補助金
  22. スタートアップチャレンジ推進補助金
  23. 知財活用アクションプラン
  24. 始動 Next Innovator
  25. アクセラレーション事業 FASTAR
  26. 知財アクセラレーションプログラム「IPAS」
  27. ベンチャー企業対応面接活用早期審査 ベンチャー企業対応スーパー早期審査
  28. 知財コミュニティポータルサイト「IP BASE」
  29. IPAS(知財アクセラレーションプログラム)運営の手引き
  30. オープンイノベーションを促進するモデル契約書
  31. 知財人材の兼業・副業により期待されるメリットと実践のための手引き・工夫集
  32. 一歩先行く国内外ベンチャー企業の知的財産戦略事例集
  33. 知的財産デュー・デリジェンス標準手順書
  34. オープンイノベーションのベストプラクティス IP Open Innovation
  35. IPASを通して見えた知財メンタリングの基礎
  36. ベンチャー投資家のための知的財産に対する評価・支援の手引き
  37. 知財戦略デザイナー派遣事業
  38. 知財戦略⽀援から⾒えたスタートアップがつまずく14の課題とその対応策
  39. スタートアップとの事業連携及びスタートアップへの出資に関する指針
  40. 「コンバーティブル投資手段」活用ガイドライン
  41. 大学による大学発ベンチャーの株式・新株予約権等に関する手引き
  42. 大企業×スタートアップのM&A 調査報告書
  43. バイオベンチャーと投資家の対話促進のための情報開示ガイドブック
  44. スタートアップの成長に向けたファイナンスに関するガイダンス
  45. 場所の定めのない株主総会(バーチャルオンリー株主総会)に関する制度
  46. 特定研究成果活用支援事業
  47. ファンドによる海外投資規制の特例
  48. 規制のサンドボックス制度
  49. グレーゾーン解消制度
  50. 新事業特例制度
  51. スタートアップ新市場創出タスクフォース
  52. J-startup J-startup 地域展開
  53. グローバル・アクセラレーション・ハブ
  54. J-Bridge(Japan Innovation Bridge)
  55. 日本スタートアップ大賞
  56. Japan Venture Awards
  57. 起業家教育支援
  58. インキュベーションプログラム強化・発展事業
  59. スタートアップビザ
  60. 産業革新投資機構(JIC)による投資活動
  61. スタートアップ支援機関プラットフォーム(Plus)
  62. NEDOピッチ(JOIC)
  63. 福島ロボットテストフィールド
  64. 産業競争力強化法に基づく創業支援
  65. ReBOOT支援事業
  66. AIチップ設計拠点
  67. 標準化(JIS、ISO等)活用支援制度
  68. わたしの起業応援団
  69. 未踏事業

これらのうち、いくつかはこのブログでも紹介していますが、スタートアップに対して、数多くの支援策が用意されていることが分かると思います。

なお、この資料の他に、別冊として「カオスマップ」も公表されています。

カオスマップ
引用:カオスマップ

「カオスマップ」はこちら

カオスマップを見ることによって、各支援策が、スタートアップの状況(シード期、アーリー期等)において、誰を対象者(事業会社・投資家、研究機関・大学、自治体)としているかが一目で分かるようになっています。

スタートアップは、様々なリソースが足りていないことが多いです。
この資料に掲載されている支援策を活用し、不足するリソースを補ってください!

弊所では、スタートアップの支援を積極的に行っています。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。

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