こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
文化庁から『初めての「削除要請」ガイドブック』が公表されていますので、今回はそれについて書きます。
初めての「削除要請」ガイドブックはこちら
このガイドブックは、インターネット上に自身のコンテンツの海賊版を発見した時に、実務上まずよく取られる手段である「削除要請」関して、その削除要請の手順と方法、削除要請通知の作成と送付方法等を簡単にまとめたものです。
さて、このガイドブックの内容ですが、次のような目次となっています。
- 著作権侵害の態様
- インターネットを利用した著作権侵害の態様
- 動画配信サービス(ストリーミング)
- ファイル共有サービス
- ファイルストレージサービス
- スマートフォンアプリ
- 掲示板
- オンラインリーディング
- E コマースサイト
- リーチサイト
- インターネットを利用した著作権侵害の態様
- 削除要請の手順と方法
- Step1 ライセンスの有無等を確認
- Step2 削除要請通知の作成と送付
- 削除要請通知の作成と送付
- 削除要請メールの参考書式(日本語版)
- 削除要請メールの参考書式(英語版)
- 添付用削除要請通知(日本語版)
- 添付用削除要請通知(英語版)
- 代表的な削除要請窓口
- YouTube
- App Store
- タオバオ・アリババグループ
- その他留意事項
- 削除要請する際の言語
- 削除状況の確認
- 削除要請後の記録
- 損害賠償などの対抗措置を講じられるリスク
- 削除要請後に民事訴訟提起が必要となる場合(DMCAとの関係)
この目次を見れば、削除要請をどのように行えばよいか分かると思います。
実際に、削除要請する前の注意点なども分かり易く説明されています。
自分の著作権が侵害されていることを発見して、何とかしたい!と思ったら、まずこのガイドブックを見て、参考にしてください!
思ったより簡単に解決するかもしれませんよ。
弊所では、著作権に関するご相談も承っております。
何かありましたら、弊所にぜひご相談ください。
今日は以上です。