こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
以前のブログでご紹介したように、令和4年4月1日から、産業財産権に関する手数料が引き上げられました。
そこで、現時点(2022年4月時点)での特許・実用新案・意匠・商標の取得等に関する費用がよく分からない!という方も多いと思います。
そこで、特許庁は、産業財産権に関する料金が一目でわかる「産業財産権関係料金一覧(2022年度)」を公表しましたので、今回はそれについて書きます。
「産業財産権関係料金一覧(2022年度)」はこちら
この資料は、A3用紙の両面に、紙面を2つに分けたものとなっています。
特に下に示す料金表が審査の流れ等と共に、各手続の料金が記載されており、比較的分かり易くなっているのではないでしょうか?
そして、この資料は、令和4年4月1日から適用された新料金に基づいて作成されています。
産業財産権に関する料金については、特許庁に支払う料金を自動的に計算してくれる「手続料金計算システム」を利用する方法もあります。
しかし、このシステムは産業財産権の手続の流れを知っていることが前提で作られていると思われるので、初心者の方には使いづらいのではないかと思います。
一方、産業財産権の費用の全体像を把握するには、この資料の方が役立つのではないかと思います。
ちなみに、弊所でも目立つところにこの資料を貼っていますよ!
皆様もこの資料を目立つところに貼ってみては如何でしょうか?
弊所では、特許や商標等の産業財産権に関する手続のご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。