「ミエルカノート」をご存知ですか?
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
令和2年2月に、近畿経済産業局から「ミエルカノート」が公表されましたので、今回はそれについて書きます。
ミエルカノートに関する情報はこちら
ミエルカノートとは、近畿経済産業局が作成したもので、中小企業の新商品・サービス開発において「デザイン」を活用し、社会実装たる「イノベーション」にまで繋げる一助となる新たなツールです。
具体的には、ミエルカノートに含まれる各シートに沿って、ニーズや自社の強みを書き込んでいくと、アイデアの整理、ストーリーの立案、知財情報の確認が段階的に「見える化」できるようになっています。
さて、このミエルカノートですが、使い方・記載例と、記載用シートの2つがあります。
実際には、記載用シートに、様々な事項を書き込んで行くことになりますが、自由度がありすぎて、どのようなことを書きこんで聞くべきか分からなくなってしまうことがあります。
(いろいろ考えて行くと、「最初に何を考えていたんだっけ?」というような状態になることが多いです。)
そこで、使い方・記載例を参考にしながら記載用シートに書き込んでいくことによって、思考が変な方向に行かないようにすることができます。
このようなツールは、資料を読んだだけではその良さが分からないと思いますので、新規事業を考えるとき等い使ってみては如何でしょうか?
まずは、少人数でのディスカッションに利用してもよいと思います。
素晴らしい商品やサービス開発ができるかもしれません。
(弊所でも新規のサービスを企画する際に使ってみようと考えています。)
弊所では、この「ミエルカノート」を活用した新商品・新サービス開発のご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。