最新農業技術・品種2018
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
今回は、農林水産省が、全国の研究機関で開発された技術のうち、現場への導入が期待される優れた品種・技術を取りまとめた「最新農業技術・品種2018」をご紹介します。
「最新農業技術・品種2018」はこちら
内容としては、次の技術が1ページにそれぞれまとめられて紹介されています。
- 水稲鉄コーティング湛水直播栽培に適する肥効調節型肥料
- 早生で多収の極良食味水稲新品種「つきあかり」
- 縞葉枯病抵抗性で良質良食味の水稲品種「いなほっこり(中国209号)」
- 縞葉枯病抵抗性で茎葉多収、高糖分のイネWCS専用品種「つきすずか」
- 製パン適性の優れる寒冷地向け小麦新品種「夏黄金」
- 寒冷地向けもち性大麦新品種「はねうまもち」
- 落葉病抵抗性を付けた「エリモショウズ」、アズキ新品種「エリモ167」
- ソバ小畦立て播種による湿害回避と収量改善
- 大玉で多収、病虫害に強いバレイショ新品種「アイマサリ」
- 調理しやすく加工適性も優れるばれいしょ品種「はるか」「ピルカ」
- タマネギ直播栽培における直下施肥を用いたリン酸肥料の減肥技術
- 東北・北陸地域に適するタマネギの春まき夏どり作型
- 加工時に臭わず黄変しないダイコン新品種「悠白 (ゆうはく) 」と「サラホワイト」
- キュウリ促成栽培における基肥リン酸施用要否のための可給態リン酸基準
- 大粒で食味が優れ果皮色の赤いブドウ新品種「クイーンニーナ」
- 甘くて柔らかい、豊産性の晩生ニホンナシ新品種「甘太(かんた)」
- 植木類輸出促進に向けた害虫の防除手法の開発
- 抹茶や粉末茶に適した緑茶用新品種「せいめい」
- 産肉能力のゲノム育種価を活用した黒毛和種の早期選抜法
- 放牧衛生検査等で利用できる携帯型簡易貧血測定装置の開発
- 畑輪作で活用できる生育履歴情報を利用したマップベース可変施肥技術
- 生産者が使える簡便でリーズナブルな排水改良技術のラインナップ
- 侵入防止柵の接地部をパイプで補強する、イノシシのくぐり抜け防止技術
これらの品種・技術のうち、興味がある技術が見つかりましたら、P24の「問い合わせ先」の表に記載されている電話番号に、電話をかけてみては如何でしょうか?
きっと親切に対応してくれると思います。
これらの品種・技術は、国または地方の税金により開発された品種・技術ですので、是非活用してください!
なお、これらの品種・技術を導入する場合には、育成者権や特許権等に関するライセンス契約(実施許諾契約)の締結を求められる可能性があります。
弊所では、技術ライセンスに関して豊富な経験を有しております。
ライセンス契約等についてご不明な点等がありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。