J-PlatPatが改良されました!(2016)-2
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
以前のブログにも書いたように、J-PlatPatの改善が行われてきましたが、2017年3月25日に、J-PlatPatの新機能がさらにリリースされたので、それについて書きます。
J-PlatPatのプレスリリースによると、印刷機能が改善されたようです。
具体的には、審査書類情報照会で表示される書類、パテントマップガイダンスで表示されるFタームリスト等を印刷する際に、以前はJ-PlatPatのロゴ等も印刷されていました。
それに対し、今回の改善により、J-PlatPatのロゴ等のような書類内容に関係のない部分が印刷されないようになりました。
これを見ると、ファイル記録事項と同じようなものになっています。
(以前は、J-PlatPatのロゴ等が印刷されていたため、そのまま調査報告書等に使えなかったのです。)
ファイル記録事項を閲覧するためには、特許庁に600円を支払う必要があったのですが、今後はファイル記録事項の閲覧を請求することが少なくなるかもしれません。
また、今回の改善では、この他にも次の機能が追加されています。
- 特許・実用新案の各種サービスにおけるユーザインターフェース改善
- パテントマップガイダンス(PMGS)の分類情報への直接リンク対応
J-PlatPat、どこまで便利になっていくのでしょうか・・。
今日は以上です。
追記:INPITのプレスリリースが削除されたため、それに合わせてリンクを削除(2019/5/11)