情報処理安全確保支援士ロゴマークが商標登録出願されています
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
今回は、「情報処理安全確保支援士」のロゴマークについて書きます。
情報処理安全確保支援士とは、企業や組織のサイバーセキュリティを守る人を対象とした国家資格です。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が来年(2017年)から情報処理安全確保支援士の試験を行う予定となっており、その試験に合格し、かつ登録簿に登録することにより、「情報処理安全確保支援士」という名称の使用が認められるようになります。
この「情報処理安全確保支援士」のロゴマークが商標登録出願(商願2016-071563)されていることが分かりました。
(ちなみに、「RISS」という文字商標も商標登録出願(商願2016-055190)されています。)
情報処理安全確保支援士に登録すれば、「情報処理安全確保支援士」の名称と共に、このロゴマークも使用できるようになるのかもしれません。
ちなみに、このロゴマークは平成28年7月1日に出願されているので、来年3月までには登録になると思われます(拒絶理由がなければですが。。)。
ところで、国家資格に関する商標やロゴマークは、資格試験が行われるまでに登録されるように出願されているようです。
実際、IPAのHPによると、情報処理安全確保支援士試験は、2017年4月から実施されると記載されています。
この調子だと、このロゴマークは、試験日までにきちんと登録されそうですね。
情報処理安全確保支援士は国家資格ですが、民間企業で資格(ライセンス)ビジネスをする場合にも、商標権の取得は必須の条件です。
資格(ライセンス)ビジネスを考えている方は、是非弊所にご相談ください。
商標権取得から契約書の作成まで一貫してサポートいたします。
今日は以上です。
追記:「情報処理安全確保支援士」のロゴマークは商標登録第5928562号として、商標「RISS」は商標登録第5928549号として、両商標とも平成29年3月3日に登録されました。