水も火も使わない「無水調理」が手軽にできる?

水も火も使わない「無水調理」が手軽にできる?

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

水も火も使わない「無水調理」が手軽にできる』というキャッチフレーズを最近見ませんでしたか?

実はこれは、最近プレスリリースされたシャープ社製の「ヘルシオ ホットクック」のキャッチフレーズなんです。
このキャッチフレーズを見たとき、”水も火も使わないのに調理ができるのか??”と注目してしまいました。
そうです。私は、まんまとシャープの”仕掛け”に乗ってしまったようです。(笑)

鍋のCGよく見てみると、”電気”無水鍋ですので、当然火は使わないことは分かりました。
また、電気”無水鍋”ですが、水を入れずに素材の水分だけで調理できるタジン鍋というのがあったことを思い出しました。

そうすると、タジン鍋を電気鍋化したものかな?と理解することができました!

*もちろん、この製品は、単にタジン鍋を電気鍋化したものではなく、かき混ぜ機能等を活用して最適な調理を行うことができるようになっているようです。

このように、頭の中に””を想起させるキャッチフレーズも、気を引かせて購買に向かわせることができること(マーケティングのAIDMAの法則の”A”ですね!)が分かりました。

素晴らしいキャッチフレーズは貴重な知的財産です。
場合によっては商標登録することができますので、素晴らしいキャッチフレーズを思いつかれた方は、是非弊所にご相談ください!

ちなみに、「なべ」を指定商品とする商標「無水鍋」は、既に登録(商標登録第2313642号)されているようです。

今日は以上です。

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