こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
2024年10月4日に開催された中小企業省力化投資補助金の説明会に参加してきましたので、今回はこれについて書きます。
中小企業省力化投資補助金とは、中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするため、人手不足に悩む中小企業等に対して、IoT、ロボット等の人手不足解消に効果がある汎用製品を導入するための事業費等の経費の一部を補助することにより、簡易で即効性がある省力化投資を促進し、中小企業等の付加価値額や生産性向上を図るとともに、賃上げにつなげることを目的とした補助金です。
中小企業省力化投資補助金に関するWebサイトはこちら
さて、この補助金ですが、IT導入補助金と同様に、登録された対象製品のリストから選択した製品を導入した際に、補助されるというものであり、ものづくり補助金のように、新規なものを開発する際に補助されるものではない点に注意してください。
この補助金に採択されると、次の表に記載されている範囲の補助金が助成されることになります。
なお、注意していただきたいのは、次の図に示されるように、この補助金も、ものづくり補助金のように採択された後すぐに補助金が交付されるのではなく、実績報告が完了した後に補助金が交付される点です。
したがって、一旦は製品の購入額の全額を負担する必要がある点に注意してください。
さて、この補助金、省力化に資する製品を購入する際に適用できる有難いものですが、上記の手続の流れを見れば分かるように、手続が結構煩雑です。
公募要領をよく読んで申請書を記載してください。
記載不備だと、差戻や再申請となってしまう可能性がありますのでご注意ください。
さて、この補助金の申請書ですが、上述したように慣れていないと作成に手間がかかってしまいます。
弊所では、申請書の作成サポートを行っております。
製品カタログに掲載されている製品を製造・販売している企業様からの依頼を受け、その製品を購入する中小企業者が作成する申請書類の作成支援を行います。
中小企業省力化投資補助金を活用した製品販売を検討されている企業様は、弊所に是非ご相談ください。
スムーズな補助金申請をサポートさせていただきます。
今日は以上です。