こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
2024年4月1日以降に認証される優先権証明書から装丁方法が変更になりますので、今回はこれを書きます。
「優先権証明書の装丁方法の変更について」はこちら
優先権証明書を請求すると、今までは優先権証明書をリボンで綴じ、エンボス加工（紙面に凹凸をつける加工）をしたシールでそのリボンを固定していました。
この装丁方法が2024年4月1日から変更されることになりました。
今後は、認証される優先権証明書については、リボンを廃止し、シールのデザインをJPOのロゴがプリントされたものに刷新されるようです。
外国の優先権証明書も、以前は優先権証明書をリボンで綴じていましたが、デジタルアクセスサービス（DAS）の普及により、最近は優先権証明書自体を取得する機会はほとんどなくなりました。
弊所では、PCT出願を経由して各国移行（外国出願）することが多くなり、優先権証明書を請求することもほとんどありません。
時代は変わりました。。
ちなみに、優先権証明書本体の記載内容につきましては何ら変更は無いようです。
弊所では、優先権主張を活用した外国出願戦略に関するご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。