こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
農林水産省から「標準化推進パンフレット」が公表されていますので、今回はこれについて書きます。
「標準化推進パンフレット」はこちら
このパンフレットは、農林水産分野における「標準化(JAS化や国際標準化)」に関心をお持ってもらい、メリットを知っていただくことを目的に作成されました。
経済産業省ではJISを、農林水産省ではJASを利用した標準化の取り組みが行われていますが
さて、このパンフレットの内容ですが、次の目次となっています。
- 知っておきたい!標準とは
- JASを提案するには
- インタビュー JAS提案事例紹介3
- ノウフクJAS
- 持続可能性に配慮した鶏卵・鶏肉JAS
- 大豆ミート食品類JAS
- 国際標準化活動に取り組む
- 【コラム】 FAMIC認定制度の活用
- インタビュー 国際標準化事例紹介
- 【コラム】 JASを活用した市場獲得
- 今から始めるCSO設置
この目次から分かるように、このパンフレットには、JAS化を含めて標準化する方法と、標準規格の具体例が分かり易く解説されています。
このパンフレットを読むと、日本が主体的に国際標準化した事例が結構あることに気づくと思います。
JISもそうですがJASを戦略的に活用して、自社商品の競争力を強化することも可能です。
例えば、自社商品の品質を明確化できる測定方法を標準化することによって、その商品の競争力を強化することもできます。
国際標準化するのはとても大変かもしれませんが、将来を見越して標準化に取り組んでみては如何でしょうか?
そのためにも、まずはこのパンフレットで標準化の概要と掴んでみてください!
弊所では、標準化についても積極的にサポートしていきたいと考えております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。