こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
特許庁から「情報提供に関するQ&A」が公表されていますので、今回はこれについて書きます。
「情報提供に関するQ&A」はこちら
このWebページには、次の質問に対する回答がQ&A方式で記載されています。
- 電子出願ソフトを用いた情報提供、郵送での情報提供のどちらの場合でも、匿名性は担保されますか?
- 電子出願ソフトを用いた情報提供の場合、匿名で書類を作成しても、オンライン提出時には電子証明書を使用するため、提出時に使用した電子証明書を有する者の氏名が記載された受領書が、その電子証明書を有する提出者宛に届きます。
この受領書は、閲覧の対象になっていますか?
また、閲覧照会やJ-Plat Patの審査書類情報照会において、識別番号や送信に用いられたパソコンを特定するような情報は表示されますか? - 電子出願ソフトを用いて匿名で情報提供を行った場合、刊行物等提出書は、送信時に使われた識別番号が記載された状態で担当審査官に配布されますか?
- 郵送で情報提供を行った場合、郵送に用いられた封筒はデータエントリーされますか?
これらを見ると、情報提供では、匿名性を保てるのか気にしている人が多いことが分かると思います。
そして、回答を見ると、匿名性がきちんと保たれることが分かると思います。
匿名性を担保できる情報提供、是非活用してください!
弊所では、情報提供に関するご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。