こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
世界知的所有権機関(WIPO)のプレスリリース「WIPO国際事務局以外の者からの手数料請求書について」によると、WIPOの名をかたったPCT国際出願の手数料の支払いを求める通知(詐欺通知)がPCT出願人や代理人に届いているようです。
プレスリリース「WIPO国際事務局以外の者からの手数料請求書について」はこちら
原則として、WIPOから手数料の請求が届くことはありませんので、このような通知は無視してください!
PCT出願を行うと、出願人の氏名、住所、メールアドレス等が公表されることになります。
詐欺師等はこの情報を基にして、上記の通知を送付しているのではないかと思います。
不審なメールや書面が届いたときは、PCT出願手続を行った特許事務所等に問い合わせることをお勧めいたします。
弊所のクライアントにもこのような通知が届いており、「詐欺です」とお伝えしています。
世界には、様々な手段を使って詐欺を行う者がいるようです。
ご注意ください!
今日は以上です。