こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
経済産業省のプレスリリースによると、特許庁のAI審査支援チームの体制が強化されたので、今回はこれについて書きます。
経済産業省のプレスリリースはこちら
このプレスリリースによると、2023年10月1日付けで、AI担当官を10名程度から40名程度に増員したようです。
ちなみに、AI担当官とは、AI関連発明に関する審査の「ハブ」として、各審査部門の知見を集約し、AI審査支援チーム外の審査官からの相談に応じる担当官です。
ご存じのように、近年ChatGPT等の万人が容易に利用可能な AIの出現によって、今後はこれまで以上に幅広い分野で創作過程にAIが利活用されることが見込まれることから、AI審査支援チームの体制強化が図られたようです。
弊所でもAIを要素として含む発明に関する相談が増えてきています。
実際に特許庁に特許出願されている発明のうち、AIを要素として含むものが増えてきているのかもしれませんね。
迅速な対応は、さすが特許庁!というところでしょうか。
弊所では、AIを活用した発明に関するご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。