こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)から、知財マネジメント人材育成教材が提供されていますので、今回はこれについて書きます。
知財マネジメント人材育成教材はこちら
これらの教材は、中小企業で実際に起こった事例を基にケース教材化したものであり、ケースメソッドによるグループワーク型の学習を前提として作成されたものとなっています。
さて、この資料ですが、次の9つの教材で構成されています。
- ケーススタディ集 ― 実際の事例をベースにしたケースと設問から構成
- 研修テキスト ― 学習者が頭の整理を行うときに手助けとなる情報が掲載
- ブックレット ― ご多忙な中堅・中小・スタートアップ企業の経営層の方向けに、Q&A形式の教材として編纂した教材
- 企業事例集 ― ケースのもとになった企業の事例が掲載
- 参考解一覧 ― ケーススタディ集の設問に対する参考解
- ティーチングノート ― 指導者(講師用)のためのケースメソッド指南書
- チェックリスト ― 学習者が使うチェックリスト
- 考察用紙 ― 学習者が使う考察用紙
- 指導者向け動画 ― 教材を用いた講義・セミナーのポイントをまとめた動画
これらの資料のうち、一部は指導者用ものとなっており、利用するには利用者登録が必要となっていますのでご留意ください。
なお、INPITでは、これらの資料を使ったセミナーも行っているようです。
今後もこのようなセミナーは開催されると思うので、将来の講師役の方がこのセミナーに参加して経験を積むということも良いのではないでしょうか?
弊所では、知財に関するセミナーも承っております(公的機関でもセミナー講師経験を多数有しています)。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。