こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
植物品種等海外流出防止対策コンソーシアムから、「韓国における植物品種保護出願マニュアル」が公表されていますので、今回はこれについて書きます。
「韓国における植物品種保護出願マニュアル」は次のリストから入手することができます。
日本においてもそうなのですが、海外においても植物品種保護制度に関する書籍はあまり出版されていません。
ちなみに、弊所では、最近種苗法に関する次の書籍を購入しました。
弊所でも、海外の植物品種保護制度に関する書籍は、次の1冊しか保有していません。
そういう状況において、海外の植物品種保護制度に関する日本語の書籍は当然出版されていません。
そこで、この「韓国における植物品種保護出願マニュアル」が役立ちます!
さて、このマニュアル(本文1)ですが、次のような目次となっています。
- 韓国における植物新品種保護制度の概要
- 沿革
- 韓国の植物新品種保護制度の概要
- 関係組織
- 出願・登録の状況等
- 品種保護出願から登録に至る流れ
- はじめに
- 品種保護要件
- 出願者・代理人
- 品種保護出願の必要書類等
- 品種保護出願の方法・費用
- 方式審査・出願公開
- 実態審査(DUSテスト)
- 品種保護決定・拒絶査定
- 権利保護
- 品種保護権
- 名称登録制度
- 別紙 きのこ品種別出願担当機関
- 添付資料
- 韓国への品種保護出願及び品種生産・輸入販売申告マニュアル【電子ブック】(仮訳版)
この目次から分かるように、韓国での植物新品種の法律、所轄官庁から、出願書類の書式例等も記載されており、韓国の代理人とのやり取りに役立つ情報が記載されています。
韓国での植物新品種登録を考えている方は、このマニュアルをダウンロードして読んでみた方がよいと思います。
弊所では、韓国での新品種登録出願に関するご相談も承っております。
何かありました、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。