こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
昨年のブログに「地団カード」の種類が大幅に増えたことを書きましたが、さらに増えましたので、今回はこれについて書きます。
「地団カード」に関するWebページはこちら
「地団カード」とは、独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が、地域団体商標の普及啓発を図るために発行しているカードです。
上記の写真を見れば分かると思いますが、この地団カードには、「地域団体商標」、「地域団体商標マーク」、「地域団体商標の指定商品の写真」等が記載されています。
さて、地団カードですが、現時点(2022年6月)において、88種類が配布されています。
(第1弾の時は5種類しかありませんでしたので、ずいぶん増えました。)
具体的には、次の地団カードが配布されています。
- 北海道
- 北海道味噌
- 東川米
- 大雪旭岳源水
- 今金男しゃく
- 東北
- 真崎わかめ
- 山形セルリー
- 関東
- 市田柿
- 甲州手彫印章
- 上州牛
- 飯山仏壇
- 伊香保温泉
- 富里スイカ
- 木曽漆器
- 十石みそ
- 矢切ねぎ
- 桐生織
- 群馬の地酒
- 佐久鯉
- 上田紬
- 信州サーモン
- 北本トマトカレー
- 内藤とうがらし
- 甲斐の桑パウダー
- 甲斐の桑茶
- あやとせんすきメンチ
- 中部
- 常滑焼
- 有松鳴海絞
- 西尾の抹茶
- 奥美濃カレー
- ひるがの高原だいこん
- 豊橋うなぎ
- 豊橋カレーうどん
- 豊川いなり寿司
- 大門のしめ縄
- 大垣の木枡
- 大垣の枡
- 三河焼
- 近畿
- 大阪欄間
- 紀州うすい
- 越前漆器
- 西陣爪掻本綴織
- 西陣御召
- 西陣金襴
- 越前竹人形
- 豊岡杞柳細工
- 京念珠
- 宇治茶
- 大阪泉州桐箪笥
- 若狭塗箸
- 神戸ビーフ
- 播州そろばん
- 堺打刃物
- 但馬牛
- 淡路ビーフ
- 越前織
- 播州針
- 出石皿そば
- 姫路おでん
- 出石そば
- 尼崎あんかけチャンポン
- 越前おおのでっち羊かん
- 宇治煎茶
- 宇治玉露
- 美浜のへしこ
- 宇治抹茶
- 中国
- 広島みかん
- 広島はっさく
- 石州瓦
- 岡山白桃
- 広島レモン
- 三次ピオーネ
- 大山ブロッコリー
- 井原デニム
- 四国
- 庵治石
- 大谷焼
- まんのうひまわりオイル
- 九州・沖縄
- 沖縄そば
- 宮古上布
- 奄美黒糖焼酎
- 五島うどん
- 五島手延うどん
- 知花花織
- 熊本いきなり団子
- 琉球泡盛
- 糸島カキ
- 指宿鰹節
- 都城大弓
これらの地団カードは、特定の場所でしか配布されていませんので、集めるのには相当の熱意と労力が必要になると思います。
(配布場所については、上記の「地団カード」に関するWebページから探すことができます。)
個人的に気になっているのは、現時点で全ての地団カードを持っている方がいるかという点です。
日本全国に実際に行かなければならないのでなかなか難しいとは思いますが。。
地域団体商標の登録件数は738件(2022年9月末時点)ですので、これからも地団カードの種類は増えて行きそうですね!
弊所では、地域団体商標登録出願のご相談も承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。