「DX時代における特許審査官とのコミュニケーション」をご存じですか?

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。

特許庁から「DX時代における特許審査官とのコミュニケーション」が公表されていますので、今回はこれについて書きます。

DX時代における特許審査官とのコミュニケーションの表紙
引用:DX時代における特許審査官とのコミュニケーション

「DX時代における特許審査官とのコミュニケーション」はこちら

このパンフレットは、特許審査官とのコミュニケーションの取り方について分かり易くまとめたものとなっています。

特許審査官というと、すごく頭の固い人かも?と思う人もいるかもしれませんが、話をよく聞いてくれて丁寧に対応してくれる方が多いと思います。

さて、このパンフレットの内容ですが、次のようになっています。

  • テレワーク中の審査官との電話連絡
  • オンライン面接のすすめ
  • オンライン面接のポイント
  • オンライン面接ならではの活用例
  • お問い合わせ先
  • 面接審査に関するよくあるQ&A

弊所では、最近はオンライン面接を積極的に活用しています。

文章では伝えにくい発明について、実験結果の動画を審査官に見てもらったり、発明者自身から発明の内容を詳細に説明する場合等に積極的に活用しています。

ちなみに、このパンフレットに記載されていますが、次の機器があれば複数の地点から同時にオンライン面接することができます。

  1. パソコン(インターネットブラウザを含む)
  2. インターネット回線
  3. マイクとスピーカー(パソコン内蔵のもので可)
  4. ウェブカメラ(パソコン内蔵のもので可)

オンライン面接では、東京、茨城県、佐賀県の3つの地域にいる人物でオンライン面接を行いました。

特許審査官との面接マップ
引用:DX時代における特許審査官とのコミュニケーション

以前は、全員が霞が関にある特許庁に行かなければならなかったことを考えると、審査官との面接のハードルは随分下がった気がします。

特許審査官との良好なコミュニケーションを図って、適切な範囲で特許化することをお勧めいたします。

弊所では、オンライン面接を活用した特許化支援を行っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。

今日は以上です。

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