2020年度知的財産権制度説明会(実務者向け)がIPePLATで公開されました
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
例年10月頃から、全国各地で開催されていた「知的財産権制度説明会(実務者向け)」が今年度はIPePlat※からオンライン受講できるようになりましたので、今回はそれについて書きます。
これによって、予約の上、会場に行かなければ聞くことができなかった知的財産権制度説明会(実務者向け)を、いつでもどこでも聞けるようになります。
IPePlatはこちら
ちなみに、令和2年度実務者向け説明会のコースでは、次のようなコースが公開されています。
- 知財動向と特許庁施策
- 特許の審査基準及び審査の運用
- 特許審査のポイント・ケーススタディ
- 特許分類の概要とそれらを用いた先行技術文献調査
- 国内外で円滑に特許権を取得するために
- 商標出願のポイント
- 商標の審査基準と審査の運用
- 商標の国際分類と類似商品・役務審査基準
- 意匠の審査基準及び審査の運用~令和元年意匠法改正対応~
- 特許・商標専門家のための意匠制度説明会
- 地域団体商標制度について
- 審判制度の概要と運用
- PCT国際出願制度の概要~海外で賢く特許権を取得するPCTの仕組み~
- 特許協力条約(PCT)に基づく国際出願制度に関するトピックス
- PATENTSCOPE(特許文献のグローバル・データベース)の使い方
- 国際調査及び国際予備審査
- 特許協力条約(PCT)に基づく国際出願の手続
- 特許協力条約(PCT)に基づく国際出願の国内移行手続
- 意匠の国際登録制度(ハーグ制度)について(制度概要・オンライン出願・データベース編)
- 意匠の国際登録制度(ハーグ制度)について(手続編)
- 商標の国際登録制度(マドリッド制度)について(管理実務編) -制度全般・オンラインサービス-
- 商標の国際登録制度(マドリッド制度)について(手続編)
- インターネット出願の概要
- 出願手続の留意点について-よくある手続ミスや問い合わせ等-
- 産業財産権登録の実務
- 経営戦略を成功に導く知財戦略~「経営戦略を成功に導く知財戦略【実践事例集】」の解説~
- 「コト」の時代におけるビジネス関連発明の特許取得について
- WIPOの施策のご紹介
- 不正競争防止法の概要
- 新減免制度について
これらの全てのコースを視聴しようとすると相当の時間がかかりますが、オンライン受講できますので、必要になった時に聞けばよいということになりました。
とても便利になりましたね!
IPePlatを利用するには、利用者登録が必要になりますので、注意してください。
ちなみに、現時点(令和3年2月22日時点)では、説明会のテキストデータは入手できないようです。
ただ、2020年知的財産権制度説明会(初心者向け)のテキストデータはダウンロードできるようになっています。
2020年知的財産権制度説明会(初心者向け)のテキストデータはこちら
したがって、2020年度知的財産権制度説明会(実務者向け)のテキストデータもいずれはダウンロードできるようになるのかもしれません。
コロナウィルスの影響は甚大ですが、知的財産権制度説明会(実務者向け)のオンライン化にも影響しているようです。
弊所では、特許・実用新案・意匠・商標等の知的財産に関するご相談を承っております。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。
※IPePlatとは、特許庁およびびINPIT(インピット)が有する知識、経験及びノウハウにもとづいて開発・作成した学習教材をインターネットを通じて広く提供するプラットフォームである。