「ウィズコロナ知財活用ガイドブック」が公表されました
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
2021年2月1日に、特許庁から、「ウィズコロナ知財活用ガイドブック」が公表されましたので、今回はそれについて書きます。
「ウィズコロナ知財活用ガイドブック」はこちら
このガイドブックは、コロナとの共存への変革に向けた「新たな事業ビジョン」の構想方法と、それを実現する「移行戦略」と「知財戦略」の基本的な考え方について、分かり易く解説することを目的として作成されました。
さて、このガイドブックですが、次のような目次となっています。
- コロナショック(本ガイドブックの導入)
- とある会社の危機(モデルケースで見る「変革のロードマップ」)
- 進化した姿の構想と移行戦略(新たなビジネス構築の5ステップ)
- 移行戦略×知財戦略(新たなビジネス構築の5ステップ)
- 変革の経験から学ぶ(事例01~03)
- 自社製品の新規開発(有限会社マサル産業)
- 異業種への挑戦(株式会社ビック・ツール)
- 大学や他社との連携(テクノグローバル株式会社)
- [コラム] PCRについて
- 企業活動とウィズコロナ対応(テレワークのヒント)
- 知的財産の総合支援機関(INPITの各種支援事業)
- 事例からの発見と、よくあるご質問
- お近くの知財総合支援窓口へ
詳細は、このガイドブックをご覧になっていただければと思いますが、このガイドブックには、オープンイノベーションを活用した知財戦略についての考え方や、新たな情報の入手方法まで簡潔に記載されています。
ちなみに、コロナの影響で非常にメジャーになったPCRについて、簡潔に分かり易く解説されていますよ。
現在、コロナの影響により、大変な状況にある企業の方もおられると思います。
しかし、このような時期であればこそ、次のチャンスのために、技術開発をされては如何でしょうか?
自社の技術だけでは難しいということでしたら、大学等の技術を導入するという方法もあります。
このガイドブックを活用して、コロナ後のチャンスを掴み取ってください!
弊所では、発明の発掘から、訴訟、ライセンス契約まで、知的財産に関して一貫したサービスを提供しています。
何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。