サウジアラビアとの間で特許審査ハイウェイが試行されます

サウジアラビアとの間で特許審査ハイウェイが試行されます

こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士　高松孝行です。

今まで多くの国と特許審査ハイウェイ（PPH）を試行してきましたが、今度はサウジアラビア王国との間でPPHが施行されることになったので、今回はそれについて書きます。

特許庁のプレスリリースによると、2020年1月1日から、サウジアラビア王国との間で特許審査ハイウェイ（PPH）試行プログラムが施行されることになりました。

このPPHを利用することにより、サウジアラビア王国においても特許をより早期に取得することが可能となります。

サウジアラビア王国は、約3,300万人の人口を有し、産油国でもあるので経済的には裕福ですが、将来の原油枯渇を見込んで、人材育成，民営化，外資導入，市場開放等諸改革に力を入れています。

そこで、将来の技術開発を見越して、今後は特許出願が増える可能性があります。

その際には、是非PPHを活用してください。
（今回はPPHの試行ですが、いずれ正式に運用されると思います。）

弊所では、サウジアラビア王国への特許・商標登録出願申請等のサービスも行っております。
何かありましたら、是非ご連絡ください。

今日は以上です。