インドネシアとの特許審査ハイウェイの試行が延長されます
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
特許庁のプレスリリースによると、2013年6月1日から、インドネシアとの間で特許審査ハイウェイ(PPH)の試行が行われてきましたが、2019年6月1日より、試行期間を更に3年間延長することになりました。
このPPHを利用することにより、インドネシアにおいても特許をより早期に取得することが可能となります。
ちなみに、2019年5月より、インドネシアへのPPH申請については、追加の手数料を支払うことが必要となりましたので、ご留意ください。
追加の手数料については、こちら
インドネシアの人口(約2.55億人(2015年:外務省HP参照))は、およそ日本の人口の2倍であり、一人当たりのGDP(3876.8ドル(2016年:外務省HP参照))も確実に増加しています。
現時点では、日本からインドネシアへの特許出願数は少ないと思われますが、将来の経済発展を見越して、今後は特許出願が増える可能性があります。
その際には、是非PPHを活用してください。
(今回はPPHの試行ですが、いずれ正式に運用されると思います。)
弊所では、インドネシアへの特許・商標登録出願申請等のサービスも行っております。
何かありましたら、是非ご連絡ください。
今日は以上です。