2019年度の東京都の外国出願関連補助金
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
昨年度に引き続き、今年度(令和元年度)も東京都が独自に助成している外国出願関連補助金が公募されていますので、今回はそれについて書きます。
東京都は、現在(2019年5月)、都内の中小企業の外国における知的財産の保護、活用のために、次の助成金を公募しています。
- 外国特許出願費用助成事業
助成率 助成限度額 助成対象経費 1/2以内 300万円 外国出願手数料、弁理士費用、翻訳料、先行技術調査費用、国際調査手数料、国際予備審査手数料等 - 外国実用新案出願費用助成事業
助成率 助成限度額 助成対象経費 1/2以内 60万円 外国出願手数料、弁理士費用、翻訳料、先行技術調査費用、国際調査手数料、国際予備審査手数料等 - 外国意匠・商標出願費用助成事業
助成率 助成限度額 助成対象経費 1/2以内 60万円 外国意匠・商標出願手数料、弁理士費用、翻訳料、先行意匠・商標調査費用 - 外国著作権登録費用助成事業
助成率 助成限度額 助成対象経費 1/2以内 10万円 登録手数料、弁理士費用、翻訳料等
これらの補助事業の詳細はこちら
これらを見ると、国の補助金にも劣らないものとなっていることが分かります。
なお、これらの助成金に申し込むことができるのは、東京都内に主たる事務所を持つ中小企業者または中小企業を主たる会員とする団体等だけですが、この条件に当てはまる場合には、申し込まれては如何でしょうか?
特に、外国著作権登録に関する助成金は、国の補助金制度にはないものとなっています。
申込用紙等はこちら
ちなみに、1~3までの申し込みは年2回(4月上旬~6月中旬と、7月上旬~12月下旬)募集が行われ、4の申し込みは随時受け付けているようです(予算がなくなり次第終了)。
弊所では、弊所に出願代理をご依頼される場合に限り、上記助成金申請のサポートをしております。
助成金を活用した外国出願等を考えていらっしゃる方は、弊所に是非ご相談ください。
今日は以上です。