ブロックチェーン技術に関する台湾セミナー報告1
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
2018年7月31日~8月3日にかけて、台湾智慧財產局(台湾知的財産局)に招聘されて、鈴木徳子弁理士と共に台湾に行ってきました。
台湾では、「ブロックチェーン技術を活用した著作権管理」に関する講演や、ブロックチェーン技術について、政府関係者および台湾企業等と意見交換会を行いました。
今回から複数回に分けて、この台湾滞在中の出来事について報告します。
まず、31日は、台湾智慧財產局によって指定されたエバー航空の飛行機に乗って、羽田空港から台湾の松山空港に向かいました。
松山空港では、台湾智慧財產局の2名の方(男性1名、女性1名)にお出迎えいただきました。
空港から車でまず台湾智慧財產局に向かうことになっていたのですが、迎えに来ていただいた女性は日本語を話すことができたので、日本語で今後のことについていろいろ説明してもらいました。
ただ、あまりにも日本語が上手でしたので、日本に留学したことがあるですか?と聞いたところ、なんと日本のアニメを見て日本語を勉強したそうです。
日本のアニメで日本語を覚えたという話は聞いたことがありましたが、本当に日本のアニメで日本語を覚えた人がいたのです!
日本のアニメは、日本語(日本文化)の普及にも役立っていると本当に実感しました。
さて、松山空港から15分ぐらい経って最初の目的地である台湾智慧財產局(写真参照)に着きました。
台湾智慧財產局は周りのビルと比較してひときわ高い30階建てのビルに入っており、遠くからでもその場所が分かりました。
(台湾到着当日は写真を撮る余裕がなく、この写真は3日目(8月2日)に撮影したもの)
すぐに著作権組のある4階の会議室に通されました。
その会議室には、タピオカが入った有名なココナッツミルクが用意されており、台湾智慧財產局の心遣いに感激したことを今でも覚えています。
入って気づいたのですが、さすがに著作権組の会議室です。
会議室の陳列棚には、著作権の保護に関するDVDやキャラクターグッズが所狭しと並べられていました。これらは、著作権組が制作したものだと思われます。
しばらくして、著作権組の組長、副組長等が会議室に入って来られて、我々と名刺交換を行い、20分程度間、台湾や日本のことについて情報交換を行いました。
情報交換の際には、先程の日本語を話せる女性が逐次翻訳をしてくれました。
その後、疲れたでしょうということで、ホテルまで車で送っていただきました。
夕食はホテル近くの大衆食堂で済ませることにしたのですが、驚いたことに、一人当たり400円くらいでお腹いっぱいの台湾料理を堪能することができました。
台湾の食事は安くて美味しいかったです。
この日は、明日の「ブロックチェーン技術を活用した著作権管理」の講演に備えて、早めに休むことにしました。
弊所では、ブロックチェーン技術を活用した著作権管理だけでなく、ブロックチェーン技術に関する特許出願等のご相談も承っております。
ブロックチェーン技術に関して何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。