J-PlatPatが改良されます(2018)
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
以前のブログにも書いたように、2018年3月12日、J-PlatPatに新機能が追加されますので、それについて書きます。
INPITのプレスリリースによると、平成30(2018)年3月12日、特許・実用新案検索に次の機能が追加されます。
- 外国公報(米国・欧州・国際出願)の英語テキスト検索
- 分類とキーワードを掛け合わせた検索
- 国内の公開特許公報等のテキスト検索が可能な年範囲の拡大
- 検索結果表示件数の上限拡大
なお、以前のINPITのプレスリリースでは記載されていた商標検索の機能追加の記載がなくなっているので、今回のリリースには、商標検索への新機能追加は無いようです。
商標検索への新機能追加は延期されたのかもしれません。
今回の機能追加により、国際特許分類等とキーワードとを掛け合わせた検索ができるようになります。
これにより、J-PlatPatは、商用データベースとほとんど遜色がないレベルのものとなってきました。
しかも、どの商用データベースよりも最新のデータを格納しています!
年々機能がアップしていくJ-PlatPat、是非使い倒してください。
弊所では、J-PlatPatの使い方に関するセミナーを承っております。
J-PlatPatを活用したセミナーを企画する際には、是非弊所にご相談ください。
今日は以上です。
追記:2018年3月12日に、J-PlatPatの機能改善が行われました!
特許庁のプレスリリースによると、J-PlatPatは、特許、実用新案、意匠、商標の国内外の公報等約1億3000万件や、審査、登録、審判に関する経過情報等を蓄積しており、その利用回数は年間1億回を超えているようです。
また、この検索機能は、審査官が使っている特許審査システムと共通化しているようです。