工業所有権法(産業財産権法)逐条解説〔第20版〕を無料で入手できます!
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
工業所有権法(産業財産権法)逐条解説〔第21版〕が公表されました。
工業所有権法(産業財産権法)逐条解説〔第21版〕に関する情報はこちら
以前のブログで、平成27年度改正版 不正競争防止法の逐条解説を無料で入手できることを書きましたが、工業所有権法逐条解説〔第20版〕も無料で入手できるので、今回はそれについて書きます。
工業所有権法(産業財産権法)逐条解説〔第20版〕はこちら
工業所有権法逐条解説とは、製本したものは通称「青本」とも呼ばれ、弁理士試験受験生必須のものです。その内容は、次の産業財産権4法とそれに関係する法律に関する特許庁の公式見解となっています(ですので、弁理士試験受験生には必須のものになります)。
- 特許法
- 実用新案法
- 意匠法
- 商標法
- 工業所有権に関する手続の特例に関する法律
- 特許協力条約に基づく国際出願等に関する法律
さて、今回の20版は、平成27年の職務発明等の改正法までの修正を加え、そのページ数は2,132にも亘る大部なものとなっています。
ちなみに、発明推進協会から出版された本としても購入することができます。
私が受験生だった頃は、購入した「青本」を分解し、それらを各法律ごとにまとめて持ち歩く人が大勢いました。私は、青本自体をいつも持ち歩いていました(すごく重かったですが)。。
現在の受験生は、特許庁からデータをダウンロードし、それをipad等のタブレットに入れて持ち運んでいることが多いのではないでしょうか?
時代は変わりました。。
さて、この逐条解説ですが、特許庁の公式見解(行政機関の公式見解ですが)であり、裁判の資料でも使うことがあるものですので、是非ダウンロードしてください。
また、実務において、各法律について気になる条項が見つかった時には、逐条解説のその部分を読んでみてください。
思わぬ発見があるかもしれませんよ!
ただ、記載されている情報量が膨大(2163頁もあります!)ですので、受験生以外は、全てのページに目を通す必要はないと思います(あまりにも詳細すぎるので)。
弊所では、特許・実用新案・意匠・商標に関する出願代理業務から権利行使・ライセンス契約まで一貫した支援業務を承っております。
これらについて何かありましたら、弊所に是非ご相談ください。
産業財産権法の改正法本に関するブログはこちら
今日は以上です。
追加:工業所有権法(産業財産権法)逐条解説〔第21版〕に関する情報を追加(2020/5/25)