カプコンのゲームキャラクターを使った商品を作れますよ
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
カタログIPオープン化プロジェクトやNHKに続き、今回は、カプコンからライセンスを受けることによって、ゲームキャラクターを使った商品を作れることについてを書きます。
「バイオハザード」と聞けば、ゲームをしない人もピンとくるのではないかと思います。
映画化され、ミラ・ジョヴォヴィッチが主役を演じて、大ヒットしました。
さて、この「バイオハザード」をはじめ、数多くのヒットゲームを作ってきたカプコンですが、「ライセンスビジネスサイト」というサイトを立ち上げて、ゲームキャラクターの商品化を積極的に進めているようです。
ライセンスの対象となる作品のタイトルは次のもののようです(2016年6月現在)。
- 「モンスターハンター」シリーズ
- AIROU(アイルー)
- 「戦国BASARA」シリーズ
- 「バイオハザード」シリーズ
- 「逆転裁判」シリーズ
- 「ロックマン」シリーズ
- 「ストリートファイター」シリーズ
- 「デビルメイクライ」シリーズ
- 「ドラゴンドグマ」シリーズ
- 「ガイストクラッシャー」シリーズ
- 「鬼武者」シリーズ
- 「デッドライジング」シリーズ
- 「ヴァンパイア」シリーズ
- 「ロストプラネット」シリーズ
- 「エクストルーパーズ」シリーズ
- 「大神」シリーズ
- 「魔界村」シリーズ
最近ゲームをやっていないので、知らないタイトルが多いですが、「ストリートファイター」や「魔界村」は懐かしく感じますね(歳がばれる?笑)。
カプコンのライセンスビジネスサイトの作品一覧で表示されるタイトルをクリックすると、そのタイトルのライセンス例を見ることもできます。
たとえば「バイオハザード」をクリックすると、作品に出てくると思われるゾンビ?のリアルマスクやiPhone6用のケース等が紹介されています。
さて、このような有名ゲームのキャラクターの使い方ですが、たとえば新規商品を出すときに利用するというのはどうでしょうか?
今まで売ったことがないような製品を売り出すときに、分かり易いウリがないときは、このようなキャラクターを利用して売り出し、とりあえず知ってもらうという方法もあるのではないでしょうか?
ちなみに、みなさんが気になるライセンス料(ロイヤリティ料)ですが、料金表のようなものがHPに掲載されていないので、問い合わせてみるしかないようです。
(ライセンスQ&Aでも「ロイヤリティ料率については、問い合わせフォームより、具体的なタイトル・キャラクター・商品カテゴリをご記入の上、お問い合わせください。」と記載されています。)
皆さんが取り扱う製品に、このようなキャラクターを利用することも有効な手段だと思います。是非利用してみてください(料金次第かもしれませんが。)
ライセンス契約等に不安がある方は、弊所にご相談ください。
今日は以上です。
追記:カタログIPオープン化プロジェクトが終了したので、リンクを削除(2019/1/24)