パッケージデザインのセミナーに参加しました
こんにちは。ブランシェの弁理士 鈴木徳子です。
先日、東京都中小企業振興公社の開催するパッケージデザインのセミナーに参加しました。
講師は、明治ブルガリアヨーグルトやキリンビールの氷結のパッケージデザインを手掛けたフミ・ササダさんでした。
パッケージデザインを変えただけで、商品の売り上げが倍増したという話を聞いたことがありますが、自社商品が競合他社のものと一緒に店頭に陳列されたときに消費者に手にとってもらうには、パッケージデザインの果たす役割は大きいと思います。
フミ・ササダさんは、ブランド資産を形成するには以下の要素があるとおっしゃっていました。
①ブランドカラー ②ブランドロゴ ③グラフィックフォーマット(レイアウト) ④形状・素材
この中で、一番消費者に影響を与えるのはブランドカラーだそうです。確かに、商品パッケージに付されているロゴや商品名など殆ど記憶に残りませんが、箱や袋の色は記憶に残っています。
したがって、商品のブランドカラーを決めて、パッケージをリニューアルするときにもブランドカラーを残しておくことが有効だということでした。箱の色を変えてしまうと、消費者に「いつもの商品がなくなった」と誤解されることもありそうですね。
パッケージデザインの考え方は、想像していた以上に論理的だと思いました。
今日は以上です。