ライセンス契約書を作成する際に役立つ資料5
こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
今回は、プログラムのライセンス契約書を作成する際に、そのプログラムの中に”GNU General Public License”が適用されたサブルーチン等が含まれていた場合に、注意すべきこと等を取りまとめたHPをご紹介します。
そのHPとは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のOSSライセンス関連情報のページになります。
このページから、たとえば次のような資料を入手することができます。
これと同様な資料は他でも入手することができるかもしれませんが、IPAが取りまとめたものですので、その他のものよりも信頼性は高いと思われます。
また、この他にも、OSSライセンスに関連する講演資料も掲載されています。
ちなみに、「2007年12月21日にKKRホテル東京(大手町)で開催された ”ソフトウェアライセンシングと知財問題に関するシンポジウム” 」や「2010年12月1日公開 「OSSライセンス-その戦略と係争の実態」~組込み技術総合展 Embedded Technology 2010 スペシャルセッション」の資料も入手することができます。
OSSライセンスは、プログラム開発分野で今後も重要な地位を占めるものと思われます。
ライセンス契約書を作成する方だけでなく、オープンソースソフトウェアを作成する方にも非常に役立つ情報だと思いますので、一度アクセスしてみてはいかがでしょうか?
なお、ライセンス契約等に不安がある方は、弊所にご相談ください。
今日は以上です。