こんにちは、高田馬場で特許事務所を共同経営しているブランシェの弁理士 高松孝行です。
2015年7月30日に、特許庁から「Global Design Database」に日本の意匠公報のデータが提供されるとのプレスリリースがありました。
ここで、「Global Design Database」とは、世界知的所有権機関(WIPO)が保有している意匠情報データベースです。
今までは、WIPOの国際登録(約4万件)、カナダ意匠公報(約15万件)、ニュージーランド意匠公報(約4.4万件)の合計約23.4万件のデータしか蓄積されていなかったようですが、日本の意匠公報のデータが提供されるということで、合計70万件以上のデータとなるようです。
まだ、データ量としては少ないかもしれませんが、日本に続いて他の国が意匠データを提供することになれば、いずれは世界中のデザインを無料で入手することができるデータベースになるかもしれません。
そうなれば、デザインをする前に、まずは過去のデザインを調べよう!という時代になるかもしれませんね。
今日は以上です。
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