サントリーとセブン&アイのコラボ商品「ワールドセブンブレンド」
パッケージを見てみよう
こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。
先月、サントリー食品インターナショナルとセブン&アイ・ホールディングスがコラボで開発した缶コーヒー
「ワールドセブンブレンド」が発売されました。
結構話題となったので、ご存知の方も多いと思います。
この商品、世界7ヵ国のコーヒー豆をブレンドしたものだそうで、販路もセブン&アイに限定することにより、価格が100円とお値打ちになっています。
この「ワールドセブンブレンド」というネーミングですが、共同で商標登録出願しているのかな、と思い調べてみました。
調べてみると、商標「ワールドセブンブレンド」は、サントリー食品インターナショナル名義の権利となっておりました(登録No.5634254)。
第30類「茶、コーヒー等」及び第32類「ビール、ビール風味の麦芽発泡酒、清涼飲料等」を指定して、2013年8月6日に出願し、2013年11月29日に登録されています。
パッケージには、サントリー食品のBOSSのロゴマークやセブン&アイのセブンプレミアムロゴが描かれています。
一つの缶コーヒーのパッケージに2つの有名ブランドのロゴがデザインされているのも珍しいですね。
ところで、この「ワールドセブンブレンド」というネーミング、世界7ヵ国(エチオピア、ウガンダ、ベトナム、インドネシア、グアテマラ、コロンビア、ブラジル)のコーヒー豆をブレンドしていることが由来なのでしょうが、「7ヵ国」という国の数についても、セブン&アイにちなんだのでしょうかね。
ちょっと気になりました。
今日は以上です。
画像引用先:http://www.suntory.co.jp/news/d_sbf/sbf0084.html