流行語大賞と商標との関係-1

 

こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。

11月13日、自由国民社「現代用語の基礎知識」編集部が流行語大賞の創設から30年間のトップテンを発表しました。

「亭主元気で留守がいい」(1986年)、「キャバクラ」(1985年)、「オヤジギャル」(1990年)など、今でも十分通用するものから、「同情するならカネをくれ」(1994年)、「自分で自分をほめたい」(1996年)など懐かしく感じるものまであります。

 

私は、「キャバクラ」という言葉が流行語大賞を受賞していたことは知りませんでした。

少々下品な話かもしれませんが、最近は「熟女キャバクラ」もあるようで、私の周りにもわざわざお店の様子や感想を教えて下さる方がいます。

「熟女キャバクラ」については、下記の商標が第43類役務「キャバレーにおける飲食物の提供、クラブにおける飲食物の提供」を指定して2012年2月24日に登録されています(登録第5474020号)。

無題 通常の字体であれば、指定役務との関係で識別力がないという理由で拒絶されたかもしれませんが、特殊な字体の商標ですので識別力があると判断されたようです。

 

今年の流行語大賞は12月2日に発表されるようですが、滝川クリステルさんの「おもてなし」も候補になっています。

「おもてなし」については、明日記事を書こうと思います。

今日は以上です。

 

※画像引用先:特許電子図書館

 

 

 

この記事を書いた人

鈴木 徳子