こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。
昨日に引き続き、今日もロゴについて書いてみようと思います。
5年前にNTTドコモがロゴを刷新したのを覚えていらっしゃいますか?私は、昨日ご紹介した書籍「思わず話したくなるロゴの秘密」(高橋書籍発行)を読むまで忘れていました。周りの人間に聞いても、誰も覚えていませんでした。
左の画像が、今のロゴで、右の画像が旧ロゴです。2008年7月1日より、今のロゴが採用されています。
ドコモのロゴ変更の発表時のウエブには、「新しいロゴは、特別色である『ドコモレッド』を採用すると共に、小文字で「docomo」と表記しました。未来に向けた無限の可能性とヒューマンタッチ、安心感、信頼感を表現した、シンプルで親しみやすいデザインと考えています。」と記載されています。
旧ロゴはデザインもなかなか優れており、変更時は不評の声が大きかったそうです。
しかし、5年経った今、改めて今のロゴを見てみると、丸みのある小文字で親しみやすさを感じます。毎日のようにスマホの画面やテレビのCM、ドコモショップの看板など無意識のうちに見ているうちに、ロゴの変更があったことすら忘れていました。時間の経過とともに、新しいロゴには信用が化体し、ドコモブランドのロゴとしての地位が確立されたようです。5年の間に旧ロゴを忘れてしまうほど、新しいロゴが浸透しているとはすごいことだと思いませんか?
今日は以上です。
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