会社のロゴ – 1

こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 鈴木徳子です。

近年、企業がロゴのデザインに注力しているようです。GAPが新しいロゴを発表したものの、消費者に不評で即座に変更を中止するはめになったことは記憶に新しいです。企業は自らのメッセージをロゴに込めて発信するにとどまらず、消費者の声にも応えなければならなくなったようです。

一方で、消費者に受け入れられたデザイン性のあるロゴは記憶に残りやすく、企業のブランドとして重要な役割を果たします。

 

そういうわけで、いま「思わず話したくなるロゴの秘密」(高橋書店発行)という本を読んでいます。今日は、本の題名どおり「思わず話したくなる」ロゴの紹介をいたします。

無題まず、出光興産株式会社のロゴです。

英語がはびこる現在、筆文字のロゴは珍しく逆に目立ちますね。これは、創業者の出光佐三氏の直筆だそうです。「事業分野を問わず出光グループを表すロゴとして、創業当時からの伝統と、日本企業としてのアイデンティティーを象徴している」ということです。

 

アスクル次はオフィス関連商品販売のアスクル株式会社です。

私も事務用品をお世話になっている会社です。「アスクル」という社名は、注文した商品が「明日来る」サービスということから採用したそうです。

このロゴは、「注文を受ければ『鉛筆一本でも明日必ず届ける』という、その信頼に応えるアスクルの決意を表現している」ということです。

 

なお、会社のロゴも、しっかり商標登録をしておく必要があることは言うまでもありません。

今後も、おもしろいロゴ話をご紹介していきたいと思います。

今日は以上です。

 

※画像引用先:

出光:http://www.idemitsu.co.jp/

アスクル:https://www.google.co.jp/?gws_rd=cr#fp=648c65d953c5ef5d&psj=1&q=%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AB

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

鈴木 徳子