こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の鈴木徳子です。
昨日、2012年の日本人女性の平均寿命が86.41歳で、世界一に返り咲いたというニュースがありました。
長生きな商標はどういう商標なのでしょうか。試しに特許庁電子図書館(IPDL)で「1900年1月1日より前の出願日の商標」というキーワードで検索してみましたところ、なんと2件もヒットしました。
商標登録第521号の「重九」と商標登録第93726号の「東海」です。どちらも明治時代に出願されたものでした。
出願日が古いのは「重九」の方です。昔は右から左に文字を読んでいましたから「ココノエ」と読むのでしょうね。↓
出願日は明治23年(1890)7月31日。権利者は「九重味淋株式会社」で指定商品は「みりん」です。
時代を感じますね~
商標権は更新を続けることにより半永久的な権利として保有することができます。
日本人の平均寿命より長く生きながらえることができるということです。
今日は以上です。